多環芳香族炭化水素(PAHs)分析
多環芳香族炭化水素(PAHs)はベンゼン環を2つ以上有する芳香族炭化水素の総称です。原油中に存在しており、燃焼時に副産物として発生する化合物です。PAHs の中には発がん性や遺伝子変異性、内分泌撹乱作用を有するものがあるといわれています。自動車の多い都市や排ガスが多く放出される工場地帯ではPAHsを含む大量の排煙による肺がんや喘息等の疾患の増加が大きな社会問題となっています。
弊社は世界最大級の検査機関の協力のもと、最高な品質を業界最安値レベルで、多環芳香族化合物(PAHs)の分析サービスをご提供いたします。
分析料金:GSマークの取得に必要な多環芳香族炭化水素(PAHs)の分析
セット料金表・価格表 (納期:10営業日)
GSマーク認証PAHs評価対象物質:多環芳香族炭化水素(PAHs)15物質40,800円~
現行の15物質とそれ以外の以前あった下記3物質
・アセナフテン(Acenaphthene)CAS No.:83-32-9
・アセナフチレン(Acenaphthylene) CAS No.:208-96-8
・フルオレン(Fluorene)CAS No.:86-73-7
の分析もご希望の場合は前もってご連絡ください。
・分析方法(測定機器):ZEK 01.2-08(GC-MS)
・下限値:0.2ppm(サンプルの材質により、下限値は0.2ppm~2ppmで調整が行われる場合があります)。
・必要量:10g
▼GSマーク認証PAHs評価対象物質 | |||
対象物質 | 対象物質(英語) | CAS No. | |
---|---|---|---|
01 | ベンゾ[a]ピレン | Benzo[a]pyrene | 50-32-8 |
02 | ベンゾ[a]アントラセン | Benzo[a]anthracene | 56-55-3 |
03 | ジベンゾ[a,h]アントラセン | Dibenzo[a,h]anthracene | 53-70-3 |
04 | アセナフテン※ | Acenaphthene | 83-32-9 |
05 | アセナフチレン※ | Acenaphthylene | 208-96-8 |
06 | ナフタレン | Naphthalene | 91-20-3 |
07 | フルオレン※ | Fluorene | 86-73-7 |
08 | フェナントレン | Phenanthrene | 85-01-8 |
09 | アントラセン | Anthracene | 120-12-7 |
10 | フルオランテン | Fluoranthene | 206-44-0 |
11 | ピレン | Pyrene | 129-00-0 |
12 | ベンゾ[b]フルオランテン | Benzo[b]fluoranthene | 205-99-2 |
13 | ベンゾ[k]フルオランテン | Benzo[k]fluoranthene | 207-08-9 |
14 | クリセン | Chrysene | 218-01-9 |
15 | インデノ(1,2,3-cd)ピレン | Indeno[1,2,3-c,d] pyrene | 193-39-5 |
16 | ベンゾ[g,h,I]ペリレン | Benzo[g,h,i]perylene | 191-24-2 |
17 | ベンゾ[j]フルオランテン | Benzo[j]fluoranthene | 205-82-3 |
18 | ベンゾ[e]ピレン | Benzo[e]pyrene | 192-97-2 |
※ 2020年7月1日から新PAHsは、15物質となりました。
現行の15物質とそれ以外の以前あった下記3物質
・アセナフテン(Acenaphthene)CAS No.:83-32-9
・アセナフチレン(Acenaphthylene) CAS No.:208-96-8
・フルオレン(Fluorene)CAS No.:86-73-7
の分析もご希望の場合は前もってご連絡ください。
▼家庭用品に関する規定の対象物質 | |||
対象物質 | 対象物質(英語) | CAS No. | |
---|---|---|---|
01 | ベンゾ[a]ピレン | Benzo[a]pyrene | 50-32-8 |
02 | ベンゾ[a]アントラセン | Benz[a]anthracene | 56-55-3 |
03 | ジベンゾ[a,h]アントラセン | Dibenz[a,h]anthracene | 53-70-3 |
※家庭用品に関する規定の対象物質の分析も可能です。詳細につきお問合せ下さい。
GSマーク認証とは
GSマーク認証とは、ドイツの機器安全法で定められている法律に基づいた、玩具・自転車・ヘルメット・家具・家庭用電気・機械製品などの安全認証のことを言います。
2008年4月よりGSマーク認証にPAHs評価が加えられ、製品認定の際にPAHsについて評価を行わなければならないことになりました。口に入れたり接触したりする可能性があるものが対象でPAHs試験が不要と判断される場合もあります。
■参考資料:ZEK 01.4-08
https://ecoangel.jp/uploads/zek01_4-08.pdf
RoHS指令分析のご注文
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